永住権

帰化申請と永住権の違いと取得ポイント

帰化申請とは?

帰化申請(Naturalization)とは、日本人(日本国籍)になるということです。

 

日本には国籍法という法律で帰化申請についての要件が記載されており、その中の1つとして二重国籍者となることを禁じており元々の持っていた国籍を捨てることが必要になります。

 

帰化申請とは
  1. 日本人と結婚(配偶者ビザ)をしたからと言って日本国籍になるわけではない
  2. ​一定の要件を満たした人のみ帰化申請が可能
  3. 日本のパスポートが取得できる
  4. ​日本国籍以外は放棄する必要がある
  5. 日本語の読み書きができる必要がある ​※小学3年生レベルが必要

日本人と結婚(配偶者ビザ)をしたからと言って日本国籍になるわけではない

外国人が日本人になるためには、自ら帰化申請をする必要があります。

 

仮に日本人と結婚したからと言ってすぐに日本人になるわけではありません

日本人の配偶者であれば、結婚して3年(うち直近1年間は日本に居住)の要件があったり、その他年金や出国要件など様々な要件があり、それらをクリアした場合のみに帰化申請が認められます。

日本人との結婚から帰化申請までの流れ

一定の要件を満たした人のみ帰化申請が可能

帰化申請の要件は、それぞれの状況に応じて変わってきますので別途ご説明をさせて頂きます。

帰化申請の要件をわかりやすく解説

日本のパスポートが取得できる

日本のパスポートを取得できます。

日本が協定を結んでいる国であればビザなしで30日や90日にわたって渡航することができるようになります。

 

※パスポート発行には帰化申請後、別途手続きが必要になります。

日本国籍以外は放棄する必要がある

日本は二重国籍を認めておりませんので、元の国籍を放棄する必要があります。

 

※20歳未満で二重国籍となった場合には、22歳までに国籍を選択しなければなりません。

日本語の読み書きができる必要がある

帰化申請では、日本人になるので日本語能力も求められています。

 

帰化申請には面接があるのですが、そこで日本語能力を確かめる必要があると判断をされると日本語テストが実施されます。

主には読み書きで小学3年生レベルの日本語能力が求められますので、日本語レベルに心配がある方は事前に勉強しておく必要がございます。

帰化申請の日本語テストはどのレベル?

メリット・デメリットは何か?

日本国籍を取得することによるメリット・デメリットは様々ございますが、一般的なものは下記となります。

 

メリット
  1. ​日本のパスポートを取得できる
  2. 日本名を持てる
  3. 戸籍が持てる
  4. ​公務員になることができる
  5. 選挙(参政権)に参画できる(立候補も可能)
  6. ​日本でのローンや借り入れがしやすくなる

日本人になると日本の戸籍が作られるのと申請時に日本名を決めることになります。

 

帰化前は通称名という形であれば日本名を名乗ることは可能ですが、帰化後は正式に日本人の名前を使用することになります。(カタカナ名も可)

帰化後の名前はどう決める?使用できない漢字とは

 

また公務員試験に合格することで公務員になることも可能ですし、参政権があるので日本の選挙に投票することもできます。

日本で家を買おうとする場合では住宅ローンを組むのが一般的ですが、永住権を持っている外国人以外ではこの住宅ローンがとても組みづらいです。

帰化をし日本人になることで、ローン等も組みやすくなってきます。

 

デメリット
  1. 日本以外の国籍を放棄しなければならない
  2. ​元の国籍に戻りたい場合は、再度その国で帰化申請する必要がある

日本は二重国籍を認めていないので、やっぱり元の国籍に戻したいとなった場合は、その国で再度元の国籍に戻す手続きをする必要があります。

国にもよって手続き方法やかかる時間は変わりますが、日本の場合は1年以上かかる作業になります。

帰化申請と永住権の違い

帰化申請と永住権は大きく違います。

 

​永住権とは、外国籍のままで日本人と同様の権利を得られるものになりますが、日本のパスポートや選挙権は得られませんので、日本人ではないというのが最大の違いになります。

 

また永住権については日本人と同様の権利は取得できますが、外国人であることに違いはありませんので7年間に一度在留カードの更新手続きが必要になり、日本より再入国許可申請を行わずに1年以上離れてしまうと永住権が失効してしまいますので注意が必要な点がございます。

 

また永住権の申請はすべて入国管理局行うことになりますが、帰化申請は法務局になります。

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