オランダ人との結婚手続き方法
目次
基本情報
オランダ人の結婚事情
結婚可能年齢:男女ともに18歳以上
※ただし両者が16歳以上で、女性が妊娠していること又は過去に出産したことを証明する診断書を提出した場合には婚姻可とされております。
オランダ人との結婚手続きは、「日本から先に結婚手続きするパターン」と「オランダから先に結婚手続きするパターン」の2パターンあり、基本的には日本から先に結婚手続きする方がスムーズです。
日本方式での結婚手続き(日本で先に結婚手続きする場合)
※地域によって必要書類が異なる場合がありますので、事前に確認をお願いします。
Step.1 オランダ人の婚姻要件具備証明書を取得する
日本にあるオランダ大使館にてオランダ人の婚姻要件具備証明書を取得します。
婚姻要件具備証明書を取得するために下記の書類が必要になります。
オランダ人の必要書類
- オランダ人のパスポート
- 住民登録地の住所の証明(住民票など)
- オランダ国内の最後の住所地の自治体が発行する独身証明書(declaration of unmarried status)
※独身証明書は、オンラインで取得できます。
Step.2 日本の役所で婚姻届を提出する
オランダ人の婚姻要件具備証明書を取得できたら、日本の役所で結婚手続きを行います。
オランダ人の必要書類
- 婚姻要件具備証明書とその日本語訳
- パスポートと写真のページの日本語訳
- 在留カード(ある場合のみ)
日本人の必要書類
- 婚姻届(証人2人の署名があるもの)
- 戸籍謄本(本籍地以外で手続きする場合のみ)
- 身分証明書(運転免許証など)
※日本人の戸籍謄本に婚姻情報が反映されるまでに約1週間かかります。
※日本語訳はどなたが行っても大丈夫です。
日本で先に結婚手続きをした場合はオランダ側での手続きは不要です。
オランダ方式での結婚手続き(オランダで先に結婚手続きをする場合)
※地域によって必要書類が異なる場合がありますので、事前に確認をお願いします。
Step.1 日本人の戸籍謄本を取得する
日本人の本籍地で日本人の戸籍謄本を取得します。
※郵送請求することも可能です。
※戸籍謄本は発行から3ヶ月以内のものが有効です。
※離婚歴がある場合は、離婚事実が記載された戸籍,改正原戸籍も必要になる場合がございます。(アポスティーユも必要)
Step.2 戸籍謄本を外務省で認証(アポスティーユ)する
取得した戸籍謄本を日本にある外務省で認証(アポスティーユ)をします。
※アポスティーユとは、外務省印を押してもらうことで、書類が本物であることを証明するために行う手続きになります。
Step.3 オランダにある市役所で結婚手続きをして挙式日時の予約をとる
書類の準備ができたら、オランダにある市役所にて婚姻(ondertrouw)するため、婚姻予定日の2週間前までに市役所に届け、挙式日時の予約をします。
※市役所によっては挙式希望日より数ヶ月前に予約する必要がある場合もあるので事前に確認するようにしてください。
※手続きは挙式予定日の1年前から可能です。
日本人の必要書類
- パスポート
- 戸籍謄本(アポスティーユ済)
※デン・ハーグにあるオランダ外務省からの「リーガリゼーション」を取得する必要がある場合があります。 - 身分事項に関する証明(戸籍事項記載証明)
※オランダにある日本大使館から約1週間で取得できます。 - 離婚事実が記載された戸籍,改正原戸籍など(アポスティーユ済)
※離婚歴がある場合のみ - 申請書
Step.4 挙式をあげる
予約した日に挙式をあげます。
Step.5 日本の役所で報告的届出をする
オランダにある日本大使館でも手続きも可能ですが、時間がかかるため日本にある役所での手続きの方がスムーズに行えます。
日本人の必要書類
- 婚姻届(証人2人の署名は不要)
- 戸籍謄本(本籍地以外で手続きする場合のみ)
- 身分証明書(運転免許証など)
オランダ人の必要書類
- 結婚証明書とその日本語訳
- パスポートと写真のページの日本語訳
- 在留カード(ある場合のみ)
※正式に受理されてから約1週間で日本人の戸籍謄本に婚姻情報が反映されます。
※日本語訳はどなたが行っても大丈夫です。
配偶者ビザ申請時には、オランダでの婚姻証明書が必要になります。