帰化申請

法務局での帰化申請の進め方

全体の流れ

全体の申請の流れが書きになります。

地域によって、事前チェックなしで申請可能だったりしますが、一般的は流れは下記になります。

 

 

まずは事前予約で相談する

基本的な流れでは、まず法務局に予約をとり事前相談をします。


事前相談の中で外国人の状況をヒアリングされ、それに応じて必要書類を教えてくれます。

ですが、書類の取り方や細かなところまでは教えてくれないことが多いので、書類を集めて書類作成するには自分でいろいろ調べながらやる必要がでてきます。

 

行政書士の専門家に依頼をすると、事前相談に行かずに初回の訪問で必要書類がすべて揃っていれば申請受付までしてくれる法務局もございます。(例:東京など)


場所によっては書類がすべて揃っていても、2回訪問しないといけない法務局もございます。(例:埼玉県など)

必要書類を集める

事前相談が終わったら、必要書類の収集を始めます。

 

日本で収集できる書類もありますが、海外で集めないといけない書類もございます。


海外で集める書類は国にもよりますが、親族等がいれば代理取得してもらうことも可能なので、絶対に一度帰国しないといけないわけではありません。

 

帰化申請の申請場所と必要書類

必要書類の事前チェック

必要書類の収集が完了したら、書類が合っているのか再度法務局に予約をとって確認してもらいます。


ここで完璧に書類が揃っていればそのまま申請を受理してくれるケースもありますが、大半の人は集める書類の多さと煩雑さで何度もこの事前チェックをすることになります。

 

行政書士の専門家であれば必要書類及び、書類の作成方法などを把握しておりますので、この事前チェックを何度も行わずに一度で申請ということが可能となります。

申請をする

書類の収集・作成が終わったら、再度法務局に申請の予約を取ります。

 

申請書類は原本とコピーの2部提出します。

また当日原本照会も行いますので、原本が必要なものは持っていく必要があります。

 

事前相談で必要書類を確認しても、実際に書類をとってみた内容によっては別の書類も必要になる場合もあり、その場合は追加の書類提出で認められる場合と、その書類を再度準備してからでないと申請を受け付けてくれない場合もあり、自分自身で申請を行おうとする人では何回も法務局に行かなくてはいけないことになる人もいます。

申請後の面接について

無事に申請が受理されたら次に待っているのが面接です。


面接は申請が受理されてから2ヶ月~4ヶ月後程度で実施されます。

基本的には携帯電話に審査官から電話があり、面接の日程を調整します。

日本人の配偶者などがいる場合などには、配偶者の同席も求められます。

 

面接の質問例

  1. 日本にいつ来たのか
  2. いつ結婚したのか
  3. 何の仕事をしているのか

提出した書類に合わせた質問と、書類の中で審査官が疑問に思ったことを質問されます。

 

面接が終わった後は基本的には審査結果を待つのみですが、人によっては審査官による「自宅訪問」や「勤務先に電話確認」が入ったりする場合もございます。

これは人によって変わるので、必ずあるものではございません。

結果までにかかる時間

帰化申請の結果が出るまでには、申請が受理されてから1年ほどかかります。


また近年は審査を慎重に行っていることもあり、1年半程度かかることも多くございます。

特別な事情があれば審査を急ぎで行ってもらうことは多少できるかもしれませんが、原則は1年以上かかると思い、事前相談するタイミングを調整していただければと思います。

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