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永住権の審査期間でどのくらい?早く審査を終わらすためのポイントについても解説

日本の永住権を申請したいけど「どのくらい審査に時間がかかるの?」お問い合わせいただくことがあります。

2024年現在では、東京入管で約1年3ヶ月が平均審査期間となっていますが、人によっては1年半以上かかる人もいます。

そして永住申請は、日本のビザ(在留資格)の中でも審査に時間がかかる種類のもので、年々審査でかかる時間が長くなっています。

そこで今回は、永住申請の審査期間を短くする方法や永住申請中の注意点についてご説明していきます。

永住申請ってなんで審査が長いの?

永住申請は、ビザ申請の中でも審査に時間がかかります。

2020年以前は、永住申請の審査期間は4ヶ月ほどだったのですが、2024年現在では1年3ヶ月が平均となっています。

しかし、この平均の審査期間はあくまでも目安なので、6ヶ月ほどで審査が終わる人もいれば、1年半以上かかる人もいます。

そして今後も、審査期間が延びることが予想されており、近い将来、永住申請は1年半以上の時間がかかるのが普通になってくるかと思います。

では、なぜそんなに審査に時間がかかるのでしょうか?

永住申請の審査に時間がかかる理由

  1. 審査する内容が多いから
  2. 申請件数が多くなっているから
  3. 入管の職員不足

主な原因は上記3つになってきます。

入管は慢性的に人出が足りておらず、そこに加えて永住申請をする外国人の方が増えてきたのが一番の原因になります。

そして、日本でも働き方改革によって、入管職員の有給休暇を取る機会が増えたり、新型コロナウイルスでのイレギュラーな内容の申請やリモート勤務などの働き方で、細かい内容を審査しないといけなくなっており、審査に時間がかかってしまっています。

永住申請の審査を早める方法は?

永住申請で時間がかかる原因として「審査する内容が多い」とお伝えしました。

具体的に永住申請の審査項目はどういうものがあるか、見ていきましょう。

永住申請の審査項目

  1. 今までの在留状況
  2. 居住年数と就労年数
  3. 今の在留資格(ビザ)のステータスの該当性
  4. 過去の在留資格(ビザ)の申請内容
  5. 過去から現在までの年収
  6. 今までの出国日数
  7. 税金の納税状況
  8. 社会保険の支払い状況
  9. 交通違反を含む犯罪歴
  10. 現在の生活状況
  11. 扶養家族について
  12. 身元保証人について

上記の内容以外にも細かな審査項目は多くあり、正確な審査項目は非公開なので、すべてはわかりませんが、少なくても上記の内容は審査されています。

そのため、永住申請の審査を早めるのは「シンプルに審査しやすいように書類をまとめて申請すること」が重要です。

単純なことではありますが、審査官の審査する手間を減らしてあげることで、1つ1つの審査にかかる時間が減り、審査期間が早くなります。

具体的には下記内容をすると、審査が早くなったりする場合があります。

審査を早めるためにすること

  1. 外国語の書類には、すべて日本語訳をつける
  2. 過去に説明した内容でも、永住申請の審査官にもわかるように再度、説明書類を作る
  3. 説明がないと分かりづらいことは、こちらから積極的に説明資料をつける
  4. コピーの書類は、文字がはっきり写るようにコピーする

難しいことはないですが、手間と感じる部分だと思います。

面倒なことをしてあげておくと、審査官も審査がしやすいので、審査期間が早まる傾向にあります。

そのため、早く永住申請を出ししたい気持ちはわかりますが、早く申請を出しても審査に時間がかかっては意味がないので、申請を早く出すよりも、ちゃんと説明資料を作ってから申請を出した方が、結果的に審査が早かったりします。

申請中に注意すべきことは?

それでは、永住申請中に注意すべきことについても見ていきましょう。

永住申請中に注意すべきこと

  1. 転職はしない
  2. 税金や社会保険の支払いを遅れないようにする
  3. 交通違反に気をつける
  4. 今のビザ(在留資格)期限がきたら、更新申請する

とにかく永住申請中は「状況が変わることはよくない」ので、転職もしないほうがいいです。

転職をしたら絶対不許可になるわけではないですが、転職は仕事の安定性がないと判断される可能性が高いためお勧めしません。

しかし例えば、年収で100万円以上アップする転職であれば、キャリアアップと評価される可能性が高いためプラス要素になる可能性はありますが、転職すると確実に審査期間はのびますので、審査中に転職したい場合は注意してください。

また、永住申請中に今のビザの期限が来てしまった場合には、ビザの更新申請が必要になります。

今までのビザであれば、特例期間として最大2ヶ月間の延長があったかと思いますが、永住申請にはありません。

そのため、必ず永住申請中に期限がきたら今のビザを更新する必要があり、仮に更新申請でビザの年数が1年になってしまったら、永住申請は確実に不許可になってしまいます。

そのため、なるべく永住申請中に今のビザの期限がこないように、今のビザの期限の1年以上前に申請することをお勧めします。

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